3月13日午後7時54分。
私達の腕の中で、碧生は長い闘いを終えて深い休息に入りました。
昨日は天気予報では雨、そして雪。
しかし昼過ぎに、碧生が生まれた日と同じように一瞬、碧い空が広がりました。
予報どおりに雪が舞い始めた夕方頃、脈拍が落ち始めたのを先生が確認し、
初めて保育器から出してもらいました。
そのまま、私達の腕の中で目を閉じ、静かに眠ったまま、呼吸を止めていきました。
その夜、私達は初めて家族で川の字になって寝ました。
小さな寝顔を初めて真横で見て、
家族というものがこんなに幸せなものかと改めて思いました。
「碧生は奇跡をおこしたけれど、本当は碧生の存在そのものが奇跡だったのかもね」と
妻が言います。私もそう思います。
これほどの幸せをくれた碧生は奇跡の体現だったのだと思います。
今夜、妻は碧生に一等賞をあげました。
いっとうしょう あおいちゃん 2006年3月14日
あなたはパパとママのところにうまれてきてくれて
いっしょうけんめい、いっしょうけんめいびょうきとたたかってくれて
パパとママにたくさんのしあわせとゆうきをくれました。
そのことをパパとママはずっとわすれません。
あおいちゃん ほんとうにほんとうによくがんばってくれてありがとう。
あおいはパパとママのえいえんのほこりです。
今、隣で妻は案内図を描いています。
碧生が生まれ変わるときに、迷わず私達を見つけられるように
写真の横に私と妻の特徴を記したものです。
せがたかい、まゆげがふとい、おでこがひろい、えくぼがある……。
けど、そのためには私と妻がもう一度結婚しなければなりません。
そのことを妻はわかっているのでしょうか。
妻さえOKであれば私はいつでも喜んで一緒になります。
そしてまた碧生を、今度は元気な体で迎えてあげたいと思います。
ひらがなで書いてシールで飾った一等賞と案内図を、妻は棺に添えるつもりです。
2月に病名を知らされた時、実のところ、その重さに途方に暮れていました。
しかしながら、この場で多くの方に温かい応援・励ましをいただきましたことで
私達は大変勇気づけられました。
おかげさまで今、碧生の最期を感謝と笑顔で見送る決意ができています。
本当にありがとうございます。
私達が頂きました幸せ以上に皆様方にも沢山の幸福があることをお祈りし、
感謝の言葉に代えさせていただきます。
efes
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